平面図形の練習問題(おうぎ形・図形の移動・作図)
おうぎ形の計算は「円の何分のいくつか」を考えるのが基本です。作図は、なぜその手順でかけるのかまで理解しましょう。
基礎・標準・発展:中学1年・3学期
数学の問題ジェネレーター
おうぎ形の弧の長さと面積
例:半径 cm、中心角 のおうぎ形の弧の長さは cm、面積は cm です。
中心角を求めるときは、弧の長さ(または面積)が、同じ半径の円の周(または面積)の何倍かを考え、 にかけます。
組み合わせた図形の面積
色のついた部分を、正方形・おうぎ形・三角形の和や差で表します。
例:1 辺 cm の正方形の中の「葉っぱの形」は、(おうぎ形 − 直角二等辺三角形)× 2 (cm)。
答えに をふくむときは、 を にせず、そのまま のように答えます。
図形の移動
- 平行移動:すべての点を同じ方向に同じ距離だけ動かす。
- 対称移動:直線(対称の軸)を折り目として折り返す。 軸について対称なら 座標の符号が変わる。
- 回転移動:1 点を中心に一定の角度だけ回す。原点を中心に 回すと 、反時計回りに 回すと 。
基本の作図
- 垂直二等分線:線分の両端を中心に同じ半径の円をかき、2 つの交点を結ぶ。線分の両端から等しい距離にある点の集まり。
- 角の二等分線:頂点を中心とする円で 2 辺との交点をとり、そこから同じ半径の円をかいて交点と頂点を結ぶ。角の 2 辺から等しい距離にある点の集まり。
- 垂線:点を中心とする円で直線との交点を 2 つとり、そこから同じ半径の円をかいて交点と結ぶ。
「3 点から等しい距離にある点」は 2 本の垂直二等分線の交点、「2 辺から等しい距離にある点」は角の二等分線の上にあります。
例題(解き方つき)
半径 5 cm、中心角 36° のおうぎ形の面積を求めなさい。
ヒント
おうぎ形の面積 = ( は中心角)
答え
解き方
円の面積の にあたる。
1 辺が 10 cm の正方形の向かい合う 2 辺を直径とする半円を、正方形の内側に 2 つかきました。色のついた部分の面積を求めなさい。
ヒント
色のついた部分を、面積を求められる図形(正方形・おうぎ形・三角形)の和や差で表します。
答え
解き方
半円 2 つで円 1 つ分(半径 cm)。正方形からその面積を引く。
∠AOB の二等分線を作図しなさい。
ヒント
角の 2 辺から等しい距離にある点は、角の二等分線上にあります。
答え
① 点 O を中心とする円をかき、辺 OA, OB との交点をそれぞれ C, D とする。② 点 C, D を中心として、同じ半径の円をかき、その交点を E とする。③ 半直線 OE をひく。OE が ∠AOB の二等分線である。
解き方
OC = OD、CE = DE なので、四角形 OCED は直線 OE を対称の軸とする線対称な図形になる。よって OE は ∠AOB を 2 等分する。
練習問題
半径 11 cm の円の周の長さと面積を求めなさい。
ヒント
半径 の円の周の長さは 、面積は です。
答え
- 周の長さ
- 面積
解き方
周の長さ
面積
半径 9 cm、中心角 40° のおうぎ形の周の長さを求めなさい。
ヒント
おうぎ形の周の長さは「弧の長さ + 半径 × 2」です。
答え
解き方
弧の長さは
半径 2 本分をたす。
△ABC の辺 BC 上にあって、辺 AB と辺 AC から等しい距離にある点 P を作図しなさい。
ヒント
2 辺から等しい距離にある点は、その 2 辺がつくる角の二等分線上にあります。
答え
① ∠BAC の二等分線を作図する(点 A を中心とする円と辺 AB, AC との交点を中心に、同じ半径の円をかき、その交点と A を結ぶ)。② その二等分線と辺 BC との交点が P である。
解き方
∠BAC の二等分線上の点は、辺 AB と辺 AC から等しい距離にある。そのうち辺 BC 上にある点が P である。