微分係数と導関数の練習問題と解き方
微分係数は「瞬間の変化率」であり、グラフの接線の傾きです。定義の意味と、多項式の微分・接線の求め方を身につけましょう。
基礎・標準・発展:高校2年・3学期
数学の問題ジェネレーター
平均変化率と微分係数
が から まで変化するときの平均変化率は で、2 点を結ぶ直線の傾きです。
例: のとき なので 。
のような極限は、分子に を引いて加え、定義の形を 2 つ作って と求めます。
導関数の計算
多項式は項ごとに微分します。 のような積は、展開してから微分します。例:。
以外の文字の関数も同じです。半径 の円の面積 を で微分すると (円周の長さ)になります。
接線と法線
曲線 上の点 における
曲線上にない点から引いた接線は、接点の 座標を とおいて接線の式を作り、それが与えられた点を通る条件から を求めます。
3 次関数のグラフと、点 における接線の式から を消去すると、 を因数にもつ 3 次方程式になります。残りの因数から、もう一つの共有点がわかります。
例題(解き方つき)
次の関数を について微分せよ。
ヒント
以外の文字は定数として扱い、 を使います。
答え
解き方
について微分すると
曲線 上の点 における法線の方程式を求めよ。
ヒント
法線は接線に垂直な直線で、傾きは です。
答え
解き方
より、接線の傾きは
法線の傾きは
よって法線の方程式は
曲線 は点 を通り、この点における接線の傾きは である。定数 , の値と、この点における接線の方程式を求めよ。
ヒント
に を代入した値が傾きです。
答え
- a, b
- 接線
解き方
であるから、傾きの条件より
点を通る条件より
接線の方程式は
練習問題
関数 について、導関数 と微分係数 を求めよ。
ヒント
、 を項ごとに使います。
答え
- f'(x)
- f'(0)
解き方
項ごとに微分すると
を代入して
2 次関数 が次の条件を満たすとき、定数 , , の値を求めよ。
ヒント
に条件を代入して、連立方程式を作ります。
答え
解き方
であるから、条件より
これを解いて
曲線 は点 を通り、この点における接線の傾きは である。定数 , の値と、この点における接線の方程式を求めよ。
ヒント
に を代入した値が傾きです。
答え
- a, b
- 接線
解き方
であるから、傾きの条件より
点を通る条件より
接線の方程式は