四分位数と箱ひげ図の練習問題
四分位数は、データを小さい順に並べて 4 等分する位置の値です。箱ひげ図を使うと、データの散らばりのようすを比べやすくなります。
基礎・標準・発展:中学2年・3学期
数学の問題ジェネレーター
四分位数の求め方
①データを小さい順に並べ、中央値(第 2 四分位数)を求める ②中央値で前半と後半に分ける(データの個数が奇数のときは中央値を除く)③前半の中央値が第 1 四分位数、後半の中央値が第 3 四分位数です。
例:(7 個)なら、中央値は 7、前半 の中央値 4 が第 1 四分位数、後半 の中央値 10 が第 3 四分位数です。
範囲と四分位範囲
四分位範囲は、中央付近のおよそ半分のデータの散らばりを表し、極端な値の影響を受けにくいのが特徴です。
箱ひげ図の読み取り
箱の左端が第 1 四分位数、箱の中の線が中央値、箱の右端が第 3 四分位数、ひげの両端が最小値と最大値です。箱の部分にはデータのおよそ半分がふくまれます。
「〇点以上の人が半数以上いる」は中央値で、「上位 25% 」は第 3 四分位数で判断します。箱ひげ図からは、平均値や個々の値はわからないことにも注意しましょう。
例題(解き方つき)
次のデータは、ある班の生徒 9 人のハンドボール投げの記録です(単位は m)。箱ひげ図をかくために必要な 5 つの値を求めなさい。
ヒント
最小値・第 1 四分位数・中央値・第 3 四分位数・最大値の 5 つを求めます(5 数要約)。
答え
- 最小値
- 第 1 四分位数
- 中央値
- 第 3 四分位数
- 最大値
解き方
小さい順に並べると
5 つの値は
次のデータは、ある班の生徒 11 人の小テストの得点です(単位は点)。このデータの箱ひげ図を、図の (1)〜(3) から選び、番号で答えなさい。
ヒント
最小値・四分位数・中央値・最大値を求めて、図と比べます。
答え
解き方
小さい順に並べると
5 つの値は
これに合うのは
図は、A 組と B 組(どちらも 30 人)の数学のテストの得点(100 点満点)を箱ひげ図に表したものです。図から読み取れることとして正しいものを選びなさい。
- アA 組では、55 点以上の生徒が 15 人以上いる。
- イ範囲が大きいのは A 組である。
- ウ中央値が大きいのは B 組である。
- エ四分位範囲が大きいのは A 組である。
ヒント
30 人のデータでは、中央値は 15 番目と 16 番目の平均です。「中央値以上の生徒は半数以上いる」ことを使います。
答え
解き方
A 組の 5 つの値
B 組の 5 つの値
範囲は A 65、B 80。四分位範囲は A 20、B 35。よって正しいのは「A 組では、55 点以上の生徒が 15 人以上いる。」
練習問題
次のデータは、ある班の生徒 7 人の小テストの得点です(単位は点)。このデータの範囲と四分位範囲を求めなさい。
ヒント
(範囲)=(最大値)−(最小値)、(四分位範囲)=(第 3 四分位数)−(第 1 四分位数)です。
答え
- 範囲
- 四分位範囲
解き方
小さい順に並べると
範囲は
四分位数は
四分位範囲は
次のデータは、ある班の生徒 11 人の小テストの得点です(単位は点)。このデータの箱ひげ図を、図の (1)〜(3) から選び、番号で答えなさい。
ヒント
最小値・四分位数・中央値・最大値を求めて、図と比べます。
答え
解き方
小さい順に並べると
5 つの値は
これに合うのは
次の 8 個のデータの第 3 四分位数は 20.5 です。 の値を求めなさい。ただし、 は整数です。
ヒント
8 個のデータでは、第 3 四分位数は小さい順に 6 番目と 7 番目の値の平均です。
答え
解き方
以外の 7 個を小さい順に並べると
第 3 四分位数は 6 番目と 7 番目の値の平均なので、 がどの位置に入るかを考える。
条件を満たす整数は