行列式の練習問題と計算方法
行列式は、行列が逆行列をもつかどうか(正則かどうか)を判定する大切な量です。計算方法と性質をあわせて身につけましょう。
基礎・標準・発展:大学1年・前期
数学の問題ジェネレーター
2 次・3 次の行列式(サラスの方法)
公式
3 次では、右下がりの 3 つの積の和から、左下がりの 3 つの積の和を引きます(サラスの方法)。この方法は 4 次以上には使えません。
余因子展開と行基本変形
第 行で展開すると ( は第 行と第 列を除いた行列)。0 の多い行や列で展開すると計算が楽です。
4 次以上では、行基本変形で 0 を増やしてから展開するか、三角行列にします。三角行列の行列式は対角成分の積です。
行列式の性質
性質
- 2 つの行を入れかえると符号が変わる
- 1 つの行を 倍すると行列式も 倍( 次なら )
- ある行に別の行の定数倍を加えても変わらない
- 、、
行についての性質は列についても成り立ちます。文字を含む行列式は、これらの性質で共通因数をくくり出して因数分解します。
クラメルの公式・面積と体積
()の解は です。 は の第 列を で置きかえた行列です(クラメルの公式)。
2 つのベクトルでつくる平行四辺形の面積は 、3 つのベクトルでつくる平行六面体の体積は、3 つを並べた行列式の絶対値です。