展開と因数分解の練習問題と解き方
展開と因数分解は逆向きの計算です。4 つの乗法公式をしっかり覚えて、どちらの向きにも使えるようにしましょう。
基礎・標準・発展:中学3年・1学期
数学の問題ジェネレーター
乗法公式
のような式は、 を 1 つの文字とみて公式を使います:。
因数分解の手順
①まず共通因数をくくり出す ②残りの式に公式が使えないかを考える、の順に進めます。
の形は、かけて 、たして になる 2 数を探します。
のように、かっこの中にまだ共通因数(3)が残っていると因数分解は不完全です。
おきかえ・計算の工夫
は とおくと となり、 です。
数の計算にも使えます:、。式の値も、因数分解してから代入すると簡単になります。
例題(解き方つき)
次の式を展開しなさい。
ヒント
乗法公式 を使います。
答え
解き方
乗法公式を使う。
計算すると
次の計算をしなさい。
ヒント
それぞれを展開してから、同類項をまとめます。ひくほうはかっこをつけて展開しましょう。
答え
解き方
それぞれ展開する。
かっこをはずして整理する。
連続する 2 つの整数で、大きいほうの数の 2 乗から小さいほうの数の 2 乗をひいた差は、2 つの数の和に等しくなります。このことを証明しなさい。
ヒント
数を文字で表して式を展開し、目的の形に変形します。
答え
を整数とすると、連続する 2 つの整数は と表せる。。したがって、差は 2 つの数の和に等しい。
解き方
方針:2 つの整数を と表し、 を計算する。
練習問題
次の式を因数分解しなさい。
ヒント
公式 を使います。
答え
解き方
公式を使う。
次の式を展開しなさい。
ヒント
を 1 つの文字とみて、乗法公式を使います。
答え
解き方
とおくと、乗法公式が使える。
連続する 3 つの整数で、中央の数の 2 乗から 1 をひいた数は、残りの 2 つの数の積に等しくなります。このことを証明しなさい。
ヒント
数を文字で表して式を展開し、目的の形に変形します。
答え
を整数とすると、連続する 3 つの整数は と表せる。残りの 2 つの数の積は で、これは中央の数の 2 乗から 1 をひいた数である。
解き方
方針:3 つの整数を と表し、 を展開する。