指数関数と対数関数の練習問題と解き方
指数と対数は裏返しの関係です。 を軸に、計算法則と方程式・不等式の解き方を練習しましょう。
基礎・標準:高校2年・2学期/発展:高校3年・受験期
数学の問題ジェネレーター
指数法則と累乗根
累乗根を含む計算は、すべて同じ底の累乗に直してから指数を計算します。例:。
大小比較も同じ底にそろえ、底が より大きければ指数が大きいほど大きい( より小さければ逆)ことを使います。
対数の性質と底の変換
例:。
方程式・不等式
指数の方程式は両辺を同じ底の累乗で表して指数を比べます。 のような形は ()とおいて の 2 次方程式にします。
対数の方程式・不等式では、まず真数が正という条件を確認します。例: は のもとで を解き、( は不適)。
底が より小さい()とき、、 と、不等号の向きが逆になります。
常用対数と桁数
正の数 が 桁の整数 です。
例: とすると なので、 は 桁。さらに小数部分 が を満たすので、最高位の数字は です。
のときは、 なら小数第 位に初めて でない数字が現れます。
例題(解き方つき)
次の 3 つの数の大小を不等号を用いて表したものとして正しいものを選べ。
- ア
- イ
- ウ
- エ
ヒント
すべて の形に直し、底 なので指数が大きいほど大きいことを使います。
答え
解き方
の累乗で表すと
底 は より大きいので、指数の大小と数の大小は一致する。よって
, とするとき、 を , を用いて表せ。
ヒント
底の変換公式で常用対数に直し、 を , , の積や商で表します。
答え
解き方
底の変換公式より
を , で表すと
よって
次の不等式を解け。
ヒント
()とおいて の 2 次不等式を解きます。
答え
解き方
とおくと で
と合わせて
底 は より大きいから
練習問題
次の式を計算せよ。
ヒント
と指数法則 , を使います。
答え
解き方
であるから
次の方程式を解け。
ヒント
まず真数が正となる の範囲を求め、左辺を 1 つの対数にまとめます。
答え
解き方
真数は正であるから
左辺をまとめると
整理して解くと
であるから
のとき、関数 の最大値と最小値、およびそのときの の値を求めよ。
ヒント
とおくと は の 2 次関数です。 の範囲に注意します。
答え
- 最大値
- 最大値をとる x
- 最小値
- 最小値をとる x
解き方
とおくと、 より
を で表すと
すなわち で最小値 、 すなわち で最大値 をとる。