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整数の性質の練習問題と解き方

整数の問題は素因数分解が出発点です。互除法・不定方程式・余りによる分類など、整数ならではの考え方を身につけましょう。

基礎・標準:高校1年・3学期/発展:高校3年・受験期

数学の問題ジェネレーター

レベル

素因数分解と約数・倍数

約数の個数と総和

N=paqbN = p^a q^b のとき、正の約数の個数は (a+1)(b+1)(a + 1)(b + 1)、総和は (1+p+⋯+pa)(1+q+⋯+qb)(1 + p + \cdots + p^a)(1 + q + \cdots + q^b)

例:72=23⋅3272 = 2^3 \cdot 3^2 の約数は 4×3=124 \times 3 = 12 個、総和は 15×13=19515 \times 13 = 195。最大公約数は共通な素因数を少ない方の指数で、最小公倍数はすべての素因数を多い方の指数で掛けて求めます。2 数 aa, bb について ab=(最大公約数)×(最小公倍数)ab = (\text{最大公約数}) \times (\text{最小公倍数}) が成り立ちます。

ユークリッドの互除法と一次不定方程式

a=bq+ra = bq + r のとき、aa と bb の最大公約数は bb と rr の最大公約数に等しくなります。これを余りが 0 になるまで繰り返すのが互除法です。

一次不定方程式 ax+by=cax + by = c(aa, bb は互いに素)は、1 組の解 (x0, y0)(x_0,\ y_0) を見つけ、もとの式から引いて a(x−x0)=−b(y−y0)a(x - x_0) = -b(y - y_0) とします。aa と bb は互いに素なので x−x0x - x_0 は bb の倍数で、

x=bk+x0,y=−ak+y0(k は整数)x = bk + x_0,\qquad y = -ak + y_0\quad (k \text{ は整数})

余りによる分類と n 進法

整数は 3 で割った余りで 3k3k, 3k+13k + 1, 3k+23k + 2 に分類できます。この分類を使うと「n2n^2 を 3 で割った余りは 0 か 1」などが証明できます。合同式 a≡b(modm)a \equiv b \pmod{m} を使うと、21002^{100} を 7 で割った余りのような計算も楽になります。

n 進法

1011(2)=1⋅23+0⋅22+1⋅2+1=111011_{(2)} = 1 \cdot 2^3 + 0 \cdot 2^2 + 1 \cdot 2 + 1 = 11。10 進法から nn 進法へは、nn で割り続けて余りを下から並べます。