式の計算の練習問題と解き方
文字式の計算は、中2以降のすべての単元の土台です。同類項・分配法則・単項式の乗除を確実にしましょう。
基礎・標準・発展:中学2年・1学期
数学の問題ジェネレーター
同類項と多項式の加減
文字の部分が同じ項を同類項といい、係数どうしを計算して 1 つにまとめます。 と 、 と は同類項ではありません。
多項式をひくときは、かっこの中のすべての項の符号を変えてからまとめます。
を としてしまうミスが多いです。後ろの項の符号も変わります。
単項式の乗法・除法
かけ算は「係数どうし」「文字どうし」をかけます。わり算は分数の形にして約分します。符号を先に決めると計算ミスが減ります。
乗除が混じった式は、わる式を分母にした 1 つの分数にまとめてから約分します。
式の値と等式の変形
式の値を求めるときは、先に式を簡単にしてから代入すると計算が楽になります。負の数は のようにかっこをつけて代入しましょう。
等式を「 について解く」とは、 の形に変形することです。方程式と同じように移項し、両辺を係数でわります。
「連続する 3 つの整数の和は 3 の倍数」なら、 と表して和を の形にし、「 は整数だから 3 の倍数」と結論を書きます。
例題(解き方つき)
次の計算をしなさい。
ヒント
ひく式のかっこをはずすときは、かっこの中の各項の符号を変えます。
答え
解き方
かっこをはずす。
同類項をまとめる。
のとき、次の式の値を求めなさい。
ヒント
先に式を簡単にしてから代入します。
答え
解き方
式を簡単にする。
値を代入する。
偶数と奇数の和は奇数になります。このことを、文字を使って説明しなさい。
ヒント
数を文字で表し、計算した結果を「3 × (整数)」のような形に変形します。
答え
を整数とすると、偶数は 、奇数は と表せる。その和は 。 は整数なので、 は奇数である。したがって、偶数と奇数の和は奇数になる。
解き方
方針:偶数を 、奇数を と表し、和を の形に変形する。
練習問題
次の計算をしなさい。
ヒント
分配法則で、かっこの中のすべての項に数をかけます。
答え
解き方
分配法則を使う。
のとき、次の式の値を求めなさい。
ヒント
式を簡単にしてから代入すると、計算が楽になります。
答え
解き方
式を簡単にする。
値を代入する。
偶数と奇数の和は奇数になります。このことを、文字を使って説明しなさい。
ヒント
数を文字で表し、計算した結果を「3 × (整数)」のような形に変形します。
答え
を整数とすると、偶数は 、奇数は と表せる。その和は 。 は整数なので、 は奇数である。したがって、偶数と奇数の和は奇数になる。
解き方
方針:偶数を 、奇数を と表し、和を の形に変形する。