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Σ の計算といろいろな数列の練習問題

∑\sum の公式と、「差の形に分ける」「群に分ける」「S−rSS - rS を考える」といった和の工夫を練習しましょう。

基礎・標準:高校2年・2学期/発展:高校3年・受験期

数学の問題ジェネレーター

レベル

Σ の公式

公式
∑k=1nc=cn,∑k=1nk=12n(n+1)\sum_{k=1}^{n} c = cn,\qquad \sum_{k=1}^{n} k = \frac{1}{2}n(n+1)
∑k=1nk2=16n(n+1)(2n+1),∑k=1nk3={12n(n+1)}2\sum_{k=1}^{n} k^2 = \frac{1}{6}n(n+1)(2n+1),\qquad \sum_{k=1}^{n} k^3 = \left\{\frac{1}{2}n(n+1)\right\}^2
∑k=1nrk−1=rn−1r−1(r≠1)\sum_{k=1}^{n} r^{k-1} = \frac{r^n - 1}{r - 1}\quad (r \neq 1)

∑(ak2+bk+c)=a∑k2+b∑k+∑c\sum (ak^2 + bk + c) = a\sum k^2 + b\sum k + \sum c のように、項ごとに分けて公式を使います。(k+1)(2k−1)(k+1)(2k-1) のような積は、まず展開しましょう。答えは 16n(n+1)(2n+1)\frac{1}{6}n(n+1)(2n+1) のように因数分解した形にまとめるのが普通です。

階差数列

数列 {an}\{a_n\} のとなり合う項の差 bn=an+1−anb_n = a_{n+1} - a_n を並べた数列を階差数列といいます。

公式
n≧2 のときan=a1+∑k=1n−1bkn \geqq 2 \text{ のとき}\quad a_n = a_1 + \sum_{k=1}^{n-1} b_k
注意

この式は n≧2n \geqq 2 で成り立つ式です。最後に n=1n = 1 を代入して a1a_1 と一致するか必ず確かめましょう。

部分分数分解で和を求める

分数の和は、各項を2 つの分数の差に分けると、となり合う項が打ち消し合います。

1k(k+1)=1k−1k+1\frac{1}{k(k+1)} = \frac{1}{k} - \frac{1}{k+1}
∑k=1n1k(k+1)=(1−12)+(12−13)+⋯+(1n−1n+1)=nn+1\sum_{k=1}^{n} \frac{1}{k(k+1)} = \left(1 - \frac{1}{2}\right) + \left(\frac{1}{2} - \frac{1}{3}\right) + \cdots + \left(\frac{1}{n} - \frac{1}{n+1}\right) = \frac{n}{n+1}

1(2k−1)(2k+1)=12(12k−1−12k+1)\frac{1}{(2k-1)(2k+1)} = \frac{1}{2}\left(\frac{1}{2k-1} - \frac{1}{2k+1}\right) のように、分母の差で割ることを忘れないようにしましょう。

群数列と S − rS

群数列では、第 nn 群の最初の項が、もとの数列の何番目かを考えます。第 nn 群に nn 個の項があるとき、第 (n−1)(n-1) 群までの項数は 12n(n−1)\frac{1}{2}n(n-1) です。

S=1+2⋅2+3⋅22+⋯+n⋅2n−1S = 1 + 2 \cdot 2 + 3 \cdot 2^2 + \cdots + n \cdot 2^{n-1} のような(等差)×(等比)の和は、S−2SS - 2S を計算すると等比数列の和が現れます。

S−2S=1+2+22+⋯+2n−1−n⋅2n⟹S=(n−1)⋅2n+1S - 2S = 1 + 2 + 2^2 + \cdots + 2^{n-1} - n \cdot 2^n \quad\Longrightarrow\quad S = (n-1) \cdot 2^n + 1