微分法(数学III)の練習問題と公式
導関数の基本公式と、積・商・合成関数の微分法を組み合わせて、いろいろな関数を微分します。
基礎・標準:高校3年・1学期/発展:高校3年・受験期
数学の問題ジェネレーター
基本関数の導関数
公式
数学IIIでは は自然対数(底 )を表します。
積・商・合成関数の微分法
公式
例:、。
よくある間違い
合成関数の微分で「中身の微分」を掛け忘れるミスが多いです。 です。
対数微分法・陰関数・媒介変数表示
対数微分法: のような関数は、両辺の自然対数をとって とし、両辺を微分して から を得ます。
陰関数: のような式は、 を の関数とみて両辺を微分します。 より 。
媒介変数表示:, のとき 、さらに です。
高次導関数
をさらに微分したものが (第 2 次導関数)、 回微分したものが (第 次導関数)です。, , を計算して規則性を見つけます。
例題(解き方つき)
次の関数を微分せよ。
ヒント
商の微分法 を使います。
答え
解き方
商の微分法 より
次の関数を微分せよ()。
ヒント
両辺の自然対数をとってから微分します(対数微分法)。
答え
解き方
なので両辺の自然対数をとると
両辺を で微分すると
よって
関数 が等式 を満たすように、定数 , の値を定めよ。
ヒント
, を計算して代入し、恒等式として係数を比べます。
答え
解き方
微分すると
に代入して で割り、, の係数を比べると
これを解いて
練習問題
次の関数を微分せよ。
ヒント
商の微分法 を使います。
答え
解き方
商の微分法 より
次の関数を微分せよ。
ヒント
外側の関数から順に、合成関数の微分法を使います。
答え
解き方
合成関数の微分法より
かっこの中を通分すると約分できて
次の関数の第 7 次導関数 を求めよ。
ヒント
, , を順に求めて、規則性を見つけます。
答え
解き方
, , , … を計算すると規則性があり、一般に
とすると