文字と式の練習問題と解き方
文字式は、数量の関係を短く正確に表すための道具です。表し方のきまりと 1 次式の計算を身につけましょう。
基礎:中学1年・1学期/標準・発展:中学1年・2学期
数学の問題ジェネレーター
文字式の表し方
- かけ算の記号 ははぶく。数は文字の前に書く:
- 同じ文字の積は累乗で表す:
- や との積は を書かない:
- わり算は分数の形で書く:、
と ははぶけません。 です。
式の値
文字に数をあてはめることを代入といい、計算した結果を式の値といいます。負の数はかっこをつけて代入します。
例: のとき
のとき です。 と混同しないようにしましょう。
1 次式の計算
文字の部分が同じ項(同類項)どうし、数の項どうしをまとめます。
かっこの前の数は、分配法則でかっこの中のすべての項にかけます。 のついたかっこをはずすときは、中の各項の符号が変わります。
分数の式は通分して、分子にかっこをつけて計算します。
数量を式で表す
まず「代金 = 1 個の値段 × 個数」のようなことばの式をつくり、文字や数をあてはめます。
- 1 個 円のりんご 4 個と 1 個 円のみかん 9 個の代金: 円
- 円の 引きの代金: 円
- 十の位が 、一の位が の 2 けたの数:
数量の関係は等式や不等式で表せます。「 枚を 3 枚ずつ 人に配ると 5 枚余る」は です。
例題(解き方つき)
次の式を、文字式の表し方にしたがって、× や ÷ の記号を使わないで表しなさい。
ヒント
同じ文字の積は、指数を使って累乗の形で書きます。
答え
解き方
同じ文字の積は、指数を使って累乗の形で書きます。
次の計算をしなさい。
ヒント
分母と、かける数を先に約分します。
答え
解き方
約分してから分配法則を使う。
縦 cm、横 cm の長方形の周の長さを、文字を使った式で表しなさい。
ヒント
ことばの式(代金 = 1 個の値段 × 個数 など)をつくってから、文字や数をあてはめます。
答え
解き方
ことばの式は (縦 + 横)× 2。文字や数をあてはめ、文字式の表し方で書く。
練習問題
, のとき、次の式の値を求めなさい。
ヒント
省略されている × を補って、かっこをつけて代入します。
答え
解き方
, に数を代入して計算する。
次の計算をしなさい。
ヒント
− のついたかっこをはずすときは、かっこの中の各項の符号を変えます。
答え
解き方
かっこをはずす(後ろのかっこの中の符号を変える)。
文字の部分が同じ項どうし、数の項どうしをまとめます。
ある数 を 7 倍して 53 を引いた数は、106 以上です。この数量の関係を表す不等式を、次から 1 つ選びなさい。
- ア
- イ
- ウ
- エ
ヒント
「〜より小さい(安い)」は 、「〜以上」は で表します。
答え
解き方
「以上」なので、等号をふくむ不等号を使う。