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等差数列と等比数列の練習問題と解き方

等差数列と等比数列は数列の基本です。一般項 ana_n と和 SnS_n の公式を、条件から初項・公差・公比を決める問題とあわせて身につけましょう。

基礎・標準・発展:高校2年・2学期

数学の問題ジェネレーター

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等差数列の一般項と和

となり合う項の差が一定の数列を等差数列、その差 dd を公差といいます。

公式
an=a1+(n−1)da_n = a_1 + (n-1)d
Sn=12n(a1+an)=12n{2a1+(n−1)d}S_n = \frac{1}{2}n(a_1 + a_n) = \frac{1}{2}n\{2a_1 + (n-1)d\}

例:初項 33、公差 44 の等差数列は an=3+(n−1)⋅4=4n−1a_n = 3 + (n-1) \cdot 4 = 4n - 1。初項から第 1010 項までの和は S10=12⋅10⋅(3+39)=210S_{10} = \frac{1}{2} \cdot 10 \cdot (3 + 39) = 210 です。

等差中項

3 つの数 a, b, ca,\ b,\ c がこの順に等差数列   ⟺  2b=a+c\iff 2b = a + c です。

等比数列の一般項と和

となり合う項の比が一定の数列を等比数列、その比 rr を公比といいます。

公式
an=a1rn−1a_n = a_1r^{n-1}
Sn=a1(rn−1)r−1=a1(1−rn)1−r(r≠1),Sn=na1(r=1)S_n = \frac{a_1(r^n - 1)}{r - 1} = \frac{a_1(1 - r^n)}{1 - r}\quad (r \neq 1),\qquad S_n = na_1\quad (r = 1)

r>1r > 1 のときは左の形、r<1r < 1 のときは右の形を使うと符号の計算が楽です。

等比中項

3 つの数 a, b, ca,\ b,\ c がこの順に等比数列   ⟺  b2=ac\iff b^2 = ac です(bb の値は ±\pm の 2 通りになることがあります)。

条件から数列を決める・和の最大

  • 2 つの項から決める:初項を aa、公差を dd(公比を rr)として連立方程式を作ります。等比数列では、2 式を割り算すると aa が消えます。
  • 和の最大値:初項が正で公差が負の等差数列では、正の項を全部足したところで和が最大になります。an>0a_n > 0 となる nn の範囲を調べましょう。
  • 共通項:2 つの等差数列に共通な数は、最初の共通な数から、2 つの公差の最小公倍数ごとに現れます。
  • 3 数の決定:等差数列をなす 3 数は a−d, a, a+da - d,\ a,\ a + d、等比数列をなす 3 数は ar, a, ar\frac{a}{r},\ a,\ ar とおくと計算が楽です。

積立の計算(等比数列の和の応用)

毎年初めに aa 万円ずつ、年利 rr の複利で積み立てると、nn 年目の末の元利合計は

a(1+r)+a(1+r)2+⋯+a(1+r)n=a(1+r){(1+r)n−1}ra(1 + r) + a(1 + r)^2 + \cdots + a(1 + r)^n = \frac{a(1 + r)\{(1 + r)^n - 1\}}{r}

となります。最初に積み立てたお金ほど長く利息がつくことに注意して、等比数列の和として表しましょう。