中学1年正負の数の計算練習と解き方
正負の数は中学数学の最初の単元で、これから先のすべての計算の基本になります。符号のきまりを確実に身につけましょう。
基礎・標準・発展:中学1年・1学期
数学の問題ジェネレーター
加法と減法
減法は、ひく数の符号を変えて加法に直します。(+4)−(−7)=(+4)+(+7)=11
項がたくさんあるときは、かっこをはずして項だけを並べ、正の項・負の項をそれぞれまとめると速く計算できます。
−3+8−(−5)−9=−3+8+5−9=13−12=1 乗法と除法
例:(−2)×3×(−5)=+(2×3×5)=30
除法は逆数をかける乗法に直せます。(−43)÷89=(−43)×98=−32
累乗と四則混合
(−3)2=(−3)×(−3)=9 ですが、−32=−(3×3)=−9 です。指数がどの数についているかに注意しましょう。
−32+(−2)3×(−3)=−9+(−8)×(−3)=−9+24=15
分数をふくむ式に整数をかけるときは、分配法則 (a+b)×c=a×c+b×c を使うと通分しなくてすみます。
例題(解き方つき)
次の計算をしなさい。
(+9)+(−3)
ヒント
符号が同じか、ちがうかで計算のしかたが変わります。
解き方
異なる符号の 2 数の和は、絶対値の大きいほうから小さいほうを引き、絶対値の大きいほうの符号をつける。
(+9)+(−3)=+(9−3)=6
次の計算をしなさい。
(−7)×(−8)
ヒント
同じ符号の 2 数の積・商は +、異なる符号なら − になります。
解き方
符号を決めてから、絶対値を計算する。
(−7)×(−8)=56
次の計算をしなさい。
{(−3)2−10}×(−3)+11
ヒント
累乗 → かっこの中 → 乗法・除法 → 加法・減法 の順です。
解き方
計算の順序にしたがって計算する。
{(−3)2−10}×(−3)+11=(9−10)×(−3)+11=−1×(−3)+11=3+11=14
練習問題
次の数を、小さいほうから順に並べなさい。
57,6,1.2,−0.3,−2
ヒント
負の数は、絶対値が大きいほど小さくなります。
答え
−2, −0.3, 1.2, 57, 6
解き方
負の数 → 0 → 正の数の順。負の数どうしは絶対値の大きいほうが小さい。
−2<−0.3<1.2<57<6
次の計算をしなさい。
(−25)÷(−5)×(−8)
ヒント
負の数が偶数個なら +、奇数個なら − になります。
解き方
負の数は 2 個なので、答えの符号は +。
(−25)÷(−5)×(−8)=+(25÷5×8) 絶対値を計算する。
+(25÷5×8)=−40
分配法則を使って計算しなさい。
(−12)×(35−65)
ヒント
(a+b)×c=a×c+b×c を使うと、通分しなくても計算できます。
解き方
かっこの中のそれぞれの数にかける。
(−12)×(35−65)=35×(−12)−65×(−12)=−20+10=−10