約数と倍数・素因数分解の練習問題
約数・倍数の考え方は、分数の約分・通分や、中学で学ぶ素因数分解の土台になります。
数学の問題ジェネレーター
約数と倍数
をわり切ることのできる整数 を、 の約数といいます。かけて になる組(, , )を探すと、もれなく見つけられます。
に整数をかけてできる数 を の倍数といいます。 から までにある の倍数の個数は、 の商です。
2 つの数に共通な約数を公約数、そのうち最大のものを最大公約数、共通な倍数のうち最小のものを最小公倍数といいます。
素数と素因数分解
とその数自身のほかに約数をもたない数を素数といいます(。 は素数ではありません)。
自然数を素数の積で表すことを素因数分解といいます。小さい素数で、わり切れるかぎり順にわっていきます。
最大公約数・最小公倍数の求め方
素因数分解すると、どちらも見通しよく求められます。
- 最大公約数:共通な素因数を、少ないほうの個数だけかける →
- 最小公倍数:どちらかにある素因数を、多いほうの個数だけかける →
「できるだけ大きな正方形に切り分ける」「できるだけ多くの人に分ける」は最大公約数、「できるだけ小さな正方形をしきつめる」「次に同時に発車する」は最小公倍数です。
例題(解き方つき)
60 と 84 の公約数をすべて求めなさい。
ヒント
公約数は、最大公約数の約数になっています。
答え
解き方
60 と 84 の最大公約数は 12。
公約数は 12 の約数なので
9 と 24 の最小公倍数を、素因数分解を利用して求めなさい。
ヒント
どちらかに入っている素因数を、多いほうの個数だけすべてかけます。
答え
解き方
それぞれ素因数分解する。
どちらかにある素因数を、多いほうの個数だけかける。
27 にできるだけ小さい自然数をかけて、ある自然数の 2 乗にします。どんな数をかければよいですか。
ヒント
素因数分解して、指数がすべて偶数になるようにします。
答え
解き方
素因数分解する。
指数が奇数の素因数(3)をもう 1 つずつかけると、2 乗の形になる。
練習問題
48 と 32 の公約数をすべて求めなさい。
ヒント
公約数は、最大公約数の約数になっています。
答え
解き方
48 と 32 の最大公約数は 16。
公約数は 16 の約数なので
次の数のうち、素数をすべて選びなさい。
ヒント
素数は、1 とその数自身のほかに約数をもたない数です。3, 7, 11, 13 などでわり切れないか調べます。
答え
解き方
33 は 3 でわり切れるので素数ではない。
49 は 7 でわり切れるので素数ではない。
51 は 3 でわり切れるので素数ではない。
57 は 3 でわり切れるので素数ではない。
残りが素数。
180 の約数は全部で何個ありますか。
ヒント
素因数分解 の数の約数は 個です。
答え
解き方
素因数分解する。
それぞれの素因数を何個使うかの選び方をかけ合わせる。